訳ありカニは何が訳ありか|取り寄せる前に確かめる商品名の折れと棒肉と向く食卓
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かに本舗の訳ありの品なら、「訳」は商品名と商品ページの説明で分かります。家で囲む鍋なら訳ありで十分で、丸ごと1杯を見せたい卓や贈る箱なら訳なしを選ぶ、というのが私の答えです。
578 と 697 の訳ありのボイルずわい姿の商品ページでは、訳の中身は「脚が折れている」「傷がついている」と、見た目の話として書かれています。同じ重さの訳なしの品と比べても、人数の目安の表は同じ数字で並んでいました。
カニは私にとって年に1回あるかないかの行事で、通販で何度か頼んできたぶん、安い値札を見るとまず「箱を開けてがっかりしないか」が気になりますよね。この記事では、商品名のどの字を見れば訳の中身が分かり、その箱がどんな食卓に合うのかを、かに本舗の一覧を数えて並べています。
訳ありの理由をまず商品名の頭で読む
一覧を下へ送る指が、ほかより少し低い値札の前で止まる。その品の名前を、頭の【 】から最後の重さまで読んでみてください。
私は、かに本舗のかにの一覧の商品名を、最後のページまで読みました。173件のうち、商品名に「訳あり」か「折れ」の字がある品は8品です。
下の表には、訳の語ごとの品の数と、商品ページの説明に書かれた中身を並べました。姿は丸ごと1杯の形、棒肉は殻をむいた脚の身のことです。

| 商品名の訳の語 | 品の数(在庫あり) | 商品ページの説明にある訳の中身 | 向く食卓 | 向かない場面 |
|---|---|---|---|---|
| 訳あり折れ(脚・肩脚) | 4(1) | 「脚折れや不揃いの部分を集めた商品です」(491)/「肩が外れている」(在庫切れの品の説明) | 家で囲む鍋・〆の雑炊まで | 丸ごと1杯を見せる卓・贈る箱 |
| 【訳あり】のボイルずわい姿 | 2(2) | 「脚が折れている」「傷がついている」「汚れがある」(578・697) | 殻を割りながら大人数で囲む家の卓 | 贈る箱・丸ごと1杯を飾りたい卓 |
| 【折れ棒肉】 | 1(1) | 「無選別(加工中の折れむき身をあつめました)」(213) | 鍋・炒めもの・丼の具 | 太さをそろえて並べたいしゃぶ |
| 【折れ訳あり】のたらば姿 | 1(0) | 「甲羅の割れや脚折れ」(在庫切れの品の説明) | ― | ― |
| 不揃い・規格外・傷(商品名) | 0 | 商品名には無い(説明の画像の中だけ) | ― | ― |
表の中身の「」は、どれも品ごとの商品ページの説明から写した言葉です。向く食卓と向かない場面の列は、店の説明をもとにした私の分け方です。
8品の名前は、かに本舗のかに全体の一覧を安い順に並べ替えると、自分の目でも拾えます。
つまり、ここで見た訳ありの安さは、同じ種類のカニの中での見た目の話なんです。訳の有る無しではなく、カニの種類で値札が変わるわけは「紅ズワイとトゲズワイはなぜ安いのか|取り寄せる前に知っておく理由と 安いのでいい日の表」にあります。
値札で手が止まったら、私は商品名の頭の字を最後まで読んでから、商品ページの説明を開きます。では、訳ありの味は、店の説明と買った人の声からどう読めばいいのでしょうか。
訳ありカニの味は店の説明と声をどう読むか

土鍋の中で、折れた脚も長い脚も、同じ出汁の中に沈んでいく。ただ、その身の味について、かに本舗の説明と商品ページの声は同じ向きではないんです。
かに本舗の【訳あり】ボイルずわい姿7~8杯(697)の説明は、「正規品と変わらない味わい」です。ボイルずわい姿5~6杯(578)の声にも、「訳ありと言っても脚が少し折れているだけで」とありました。
でも、【折れ棒肉】生ずわいがにむき身(213)の声は向きが違います。「しゃぶしゃぶにした時の味は劣ります」という言葉があるんです。
同じ店の訳ありでも、品と食べ方によって、声の向きはそろっていません。
身の色やにおいの心配は、訳の話とは切り離して「届いたカニが黒い 臭い 水っぽいときに確かめること|色より先に臭いを見る」で扱っています。
味の文は店の説明として受け取り、私が見るのは、何が折れていて何が欠けているかの一行です。では、折れていたり棒肉だったりすると、量は訳なしより減るのでしょうか。
折れや棒肉でも量は訳なしと同じか

訳ありの量は、商品名の重さより、内容量の欄の書き方で読みたいところです。かに本舗の商品ページの内容量の欄では、「約」か「総重量」か「net」かで、身の量の読み方が変わります。
比べやすいのは、かに本舗の訳あり折れ生ずわいがに(491)です。訳なしの大型4L生ずわいがに肩脚(484)と、商品名の重さが同じなんです。
肩脚というのは、甲羅を外した肩から先の部分です。2品の商品ページの人数の目安の表も、同じ数字で並んでいます。
ただ、484 の欄には総重量(全体の重さ)とnet(中身の重さ)の両方が書いてあります。491 の文字の欄は、私が読んだ範囲では、総重量か中身かの書き分けがありません。
鍋の端から端まで、短い脚と長い脚が交じって並ぶ。菜箸は、太い身のほうから順に伸びていきます。

値段の差は、491 と 484 の組なら1箱で千円ほどです(税込)。中身の重さあたりの値段は、【折れ棒肉】213 のほうが【かにしゃぶ用】537 より低くなります(同じ日)。
ただし 213 と 537 では、身の太さのそろえ方が違います。棒肉と、殻つきの肩脚や姿との違いは、「カニのポーション・半むき身・肩脚・姿の違い|殻を誰がむくかで決める取り寄せの形」で一つずつ並べました。
折れた脚の箱が何人の鍋に足りるか、重さから数えるやり方は「カニ1kgはむき身で約3人前|4人で鍋なら何kg頼むかを人数と食べ方で出す」で紹介しています。
値札の安さで店そのものに不安が出てきたら、「初めてカニを取り寄せる前に確かめる7つ|がっかりの形から逆算した見る所」が先です。
訳ありでも、私は内容量の「約」「総重量」「net」の書き方を、訳なしの品と並べて同じ目で読みます。
ズワイガニの訳ありが向く食卓と向かない場面

同じ折れた脚の箱でも、ふたを開ける場所によって、合う合わないが変わると思います。少し細かいですが、ここでは4つの場面に分けて考えます。
家で大きな鍋を2つ並べる日に重なるのが、491 の説明です。訳あり折れ生ずわいがに(491)の説明は、「自宅用だから見た目は気にしないので」という人に向けて書かれています。
鍋を2つ並べ、折れた脚も肩も、まとめて沈めてしまう。〆の雑炊の頃には、どの脚が折れていたかを誰も気にしていない食卓になります。
しゃぶの日なら、太さがそろわない棒肉は、鍋や炒めものの日に回すほうが合うと思います。213 の説明に並ぶのは、「かにすき、焼きがに、天ぷら、カニ玉、中華丼」といった食べ方です。
棒肉には殻がありません。殻のむき方は「届いたカニの殻のむき方と胴体の食べ方|脚は関節で切って縦に切れ目 エラを外せば肩の身まで」に書きました。
人を招いて丸ごと1杯を真ん中に置く日は、訳ありの姿だと少し事情が違います。578 と 697 の場合、説明にある折れや傷が、そのまま卓の真ん中に出るからです。
贈りものの箱に、私なら訳ありは入れません。ふたを開けた相手に、折れや傷の話から入ってもらうことになるからです。
贈った箱のふたを、相手が開ける。最初に目に入るのが折れた脚だと、ひと言添えたくなります。
訳ありの箱は家で囲む鍋に回し、丸ごと1杯を見せる卓と贈る箱には訳なしを回します。
訳ありで迷ったときの頼む前の確かめ
カートに入れる前に見る場所は、商品名と商品ページとレジ画面の3つです。順に、訳の語、訳の中身と重さの書き方、届け日の欄を見ていきます。

届け日の欄に何日が出るかは、品と届け先しだいです。かに本舗の商品ページは、それをレジ画面で見るよう案内しています。
家で鍋を囲む日に頼むなら
家で大きな鍋を2つ並べる日なら、私ならズワイの一覧で「訳あり折れ」の生(加熱して食べる品)を探します。そして人数の欄を、同じ重さの訳なしの肩脚と並べてから決めます。
棒肉は、しゃぶの日ではなく、鍋や炒めものの日に回します。
私ならカートに入れる前に、商品名の頭の字と人数の欄を、もう一度指でなぞります。
人を招く日や贈る箱に選ぶなら
人を招いて丸ごと1杯を真ん中に置く日や贈る箱なら、私は同じ一覧で選びます。選ぶのは、訳なしの肩脚か半むき身(殻の上半分を切った脚)です。
訳ありの品も訳なしの品も、かに本舗では同じズワイガニの一覧に入っています。
どちらの日も、私なら先に商品名の字で訳ありかどうかを分け、そのあとで重さと人数の欄を見ます。在庫と届け日を選べるかは、品ごとに商品ページとレジ画面で確かめます。
丸ごと1杯のまま食卓の真ん中に置いて、脚の並びまで見せたい人には、訳ありの箱は合わないと思います。折れや傷こそが、商品ページに書かれた訳の中身だからです。
折れた脚の入った箱は、見せる卓より、黙って殻を割り続ける鍋の卓に向いています。