カニのポーション・半むき身・肩脚・姿の違い|殻を誰がむくかで決める取り寄せの形

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生成りの布の上に、左からボイルのズワイガニの姿、殻つきの肩脚、殻の上半分を切った半むき身、殻の無い白い脚肉むき身が皿に並んだ食卓

カニの形で迷ったら、殻をむきたくないなら脚肉むき身(ポーション)、見栄えと味噌なら姿、鍋で量を取るなら肩脚か半むき身です。決めきれないときの私の答えは、脚の半むき身です。

ただ、かに本舗の紹介ページでは、同じ「むき身」でも、刺身にできる品と、火を通して食べる品に分かれます。値段も、殻を全部むいてある脚肉むき身は、殻つきの肩脚より1人前が高い帯にあるんです。

形は、殻を誰がむくかで決まると私は思っています。殻を割る音まで楽しむ食卓か、手を汚さずに身を頬張りたい食卓か。それさえ分かれば、食卓と形の表のどの行が自分の食卓かが見えてきます。

形の名前は殻をどこまでむいてあるかの違いです

長い木の板に、ズワイの姿・肩脚・半むき身・脚肉むき身が左から順に並ぶ写真

殻を割って、細い脚の先から身を引き出す。気づくと手も皿も殻だらけになっている。

カニを囲むと、そんな時間がつきものです。箱を開けて「殻ばかりで、身が少ない」と感じるのも、この殻の多さからのことが多いと思います。

かに本舗の公式の解説を読むと、カニの形の名前は、殻がどこまで残っているかで分かれています。「ポーション」は、北海道の漁業団体のコラムでも「むき身のカニ」のことだと書かれています。

かに本舗の名前にある「ボイル」は、茹でてから冷凍した品のことです。よく見る呼び名と、かに本舗での名前を並べると、こうなります。

よく見る呼び名かに本舗の名前殻の残り方食べられる所
姿「ボイルずわいがに姿」など丸ごと1杯。甲羅と味噌もある殻ごとのカニは重さの約3〜4割半
セクション・肩脚「肩脚」(1肩=片側の脚のまとまり)甲羅を外した肩から先が殻ごと殻つきの脚は40〜50%ほど
ハーフポーション「半むき身」殻の上半分をカット(数字は書かない)
ポーション・棒肉「脚肉むき身」(かにしゃぶ用・刺身用)殻をむいてあるほとんどが食べられる所
爪「爪むき身」「脚爪むき身」爪の殻をむいてある。爪は1杯から2本(数字は書かない)
爪下「爪下サイドカット」爪のある脚の、胴体に近い太い部分。殻つき(数字は書かない)

姿・肩脚・半むき身・むき身の4つは、かに本舗の公式の解説でも、この順に食べやすくなると書かれています。爪と爪下は部位の名前で、その並びの外にあります。

姿、肩脚(セクション)、半むき身(ハーフポーション)、脚肉むき身(ポーション)の順に殻が少なくなり、右へいくほど食べやすいことを示した図

成分表やほかの魚の店の解説の数字でも、殻が少ない形ほど、同じ重さで食べられる所が多くなります。

同じ重さのカニで何人が食べられるかは、「カニ1kgはむき身で約3人前|4人で鍋なら何kg頼むかを人数と食べ方で出す」に人数ごとに並べています。

商品名には、部位の名前もよく出てきます。同じ公式の解説によると、爪下は「爪のある第一の脚の胴体近くの部分」です。

棒肉は、皆さんが「カニしゃぶ」と言って想像する部位です。超特大のかにしゃぶ用の脚肉むき身は、その品の説明で、棒肉だけを使った品と紹介されています。

商品名に並ぶ「特大」や「L」といった大きさの呼び方の読み方は、「カニのサイズ3L・5L・10Lの読み方|何cmより1kgの本数で確かめる取り寄せ前の見方」で順に追っています。

肩は胴と脚のつけ根で、殻から良い出汁が出るので、お鍋に入れると美味しくなる所です。小指は、下の端についている細くて小さい脚です。

ズワイガニの片側の絵に、爪・爪下・棒肉・肩・小指の部位の名前を線で示した図

私の場合、脚はすいすい食べられるんですけど、胴体のひだの間に入った身は苦手です。そうなると、殻の無いむき身は値段の面でどうなのかが気になってきます。

名前がいくつあっても、見る所は1つで、殻がどこまで残っているかです。

1人前の値段は肩脚が低くむき身と姿が高い帯です

私が数えたとき、かに本舗の「かに」の一覧は173件で、商品名から形ごとに分けるとこうなります。半むき身47件・姿39件・肩脚と脚32件・脚肉むき身27件・爪のむき身7件です。

次に、同じ一覧のズワイ51品で、1人前あたりの値段を形ごとに出しました。出し方は、一覧の税込の値段(送料無料の品)÷紹介ページにある人数の目安です。

ズワイガニの1人前あたりの値段を、肩脚・半むき身・爪のむき身・脚肉むき身・姿の5本の横棒でくらべた図

1人前は、肩脚が約1,800〜2,600円、ズワイの半むき身(生とボイル)が約1,400〜4,000円、脚肉むき身が約2,600〜4,300円、姿が約3,300〜4,900円でした。

自分で殻をむく肩脚が低い帯、店がむいた脚肉むき身が高い帯です。半むき身は大きさで幅が広く、両方の帯に重なります。

公式の解説でも、さきほどの超特大のかにしゃぶ用は、1キロ当たりの値段が「満足セットと比べて高くなる」品です。むき身については、「ほとんどが可食部なので無駄が出ません」とも添えています。

ただ、姿は殻つきなのに高い帯にあります。その分は、甲羅の味噌と、テーブルの真ん中に置いたときの見栄えだと思います。

でも、肩脚は1人前が低い代わりに、殻をむく手間が食卓の側に残ります。私も、食べ終わったあとの大きな殻を捨てるのは、ちょっと大変なんですよね。

手間を店が持つ分が値段に乗る、と考えると、むき身の値段にも納得がいくと思います。

食卓と食べ方で決める形の表

土鍋のだしの中で、殻つきのズワイの肩脚が白菜と一緒に煮える写真

表は、左に食卓の形、右に頼む形を並べました。湯気の立つ鍋を囲む顔ぶれを思い浮かべながら、近い行を探してみてください。

こんな食卓なら私が選ぶ形かに本舗での名前決め手
二人で鍋もしゃぶも脚肉むき身 約1kgを1箱【かにしゃぶ用】生ずわい脚肉むき身半分をしゃぶ、残りを鍋に
二人の特別な日姿1杯ボイルずわいがに姿 1杯1杯で約2人前の表示
離れた両親に贈るボイルの半むき身ボイルずわい半むき身殻むき不要・解凍するだけ
年末の集まりで見栄えを姿+半むき身ボイルたらば姿・生ずわい半むき身真ん中に姿、量は半むき身で
大人数の鍋で量を取る肩脚生ずわいがに肩脚1人前が低い帯
子どもがいる鍋爪の入った半むき身生ずわい半むき身1パックに爪2〜5個
子どもに爪をたっぷり爪のむき身【刺身OK】生ずわい爪むき身爪だけが入る
〆の雑炊まで出汁を取る半むき身か肩脚生ずわい半むき身・生ずわいがに肩脚殻と肩から出汁が出る
カニしゃぶ脚肉むき身【かにしゃぶ用】脚の身だけを集めてある
刺身脚肉むき身【刺身用】生食可の印
焼きガニ殻つきのタラバ生たらばがに肩脚・生たらば(殻切れ目カット済み)殻ごと網にのせる
解凍してそのままボイルの半むき身か肩脚ボイルずわい半むき身・ボイルずわいがに肩脚茹でてある
味噌も食べたい姿か、甲羅みそ付きボイルずわいがに姿・【甲羅みそ付き】ボイルずわい半むき身味噌は姿か甲羅みその品に
胴体をほじりたくない・殻のゴミを減らしたい脚肉むき身生ずわい脚肉むき身殻が無い

左の列で自分の食卓を選ぶと、真ん中の名前で一覧を探せます。名前は、かに本舗の一覧にある商品名のままにしました。

焼きの行で種類まで決めたくなったら、「タラバとズワイは取り寄せるならどっち|鍋・しゃぶ・焼きと人数で決める早見表」を開いてみてください。

左の列から、今度のカニの日に近い行を1つだけ選んでみてください。

場面ごとに私ならこの形にします

小さな土鍋の昆布だしに、殻の無い白いカニの脚の身が沈む写真

表の中から、よくある4つの食卓を選びました。それぞれ、その形に決めた理由を書きます。

二人暮らしの食卓

湯気の上がる小さな鍋に、殻の無い白い脚をくぐらせる。ふたりの箸が同じ鍋に何度ものびる食卓です。

二人の食卓には、私は約1kgの脚肉むき身を1箱だけ用意します。1箱を半分ずつ、しゃぶと鍋に分けて、〆まで楽しめます。

脚肉むき身は、かに本舗の紹介ページではかにしゃぶの節の品です。カニしゃぶは私が何より好きな食べ方なので、二人の日の1皿めはしゃぶにしたくなります。

特別な日なら、ボイルの姿1杯をテーブルに置く頼み方もあります。いっぽう肩脚は、殻のゴミが増えるので、二人の小さな鍋には私は選びません。

二人の食卓は、しゃぶ用の脚肉むき身1箱から考えると決めやすいと思います。

離れた両親に贈るとき

箱から出して解凍すれば、そのまま食卓に出せる。贈る相手の手間が少ない形を選びたい場面です。

離れた両親に贈る日なら、私の答えはボイルの半むき身です。殻をむく手間が少なく、解凍すればそのまま食べられるからです。

かに本舗では、ボイル済みの品が「調理不要」の一覧にまとまっています。紹介ページのボイル半むき身の節も、見出しが「殻むき不要」です。

殻の無さだけなら脚肉むき身も同じですが、一覧の商品名でも「かにしゃぶ用」と「刺身用」に分かれます。贈る先で火を通す手間まで考えると、ボイルのほうが渡しやすいと思います。

もう1つ、かに本舗はのしやラッピングを受け付けていません(ご利用ガイド)。姿は、公式の解説でも「殻剥き苦手な方にはきついかもしれません」とされる形です。

離れた両親に贈るなら、殻の手間が少なく解凍だけで食べられる、ボイルの半むき身にします。

年末の集まり・大人数

赤い姿がテーブルの真ん中に置かれて、まわりに殻の半分むけた脚が山になる。取り分ける手が止まらない食卓になります。

年末の集まりなら、私は真ん中に姿を1つ置いて、量は半むき身か肩脚で取ります。姿で見栄えと味噌を出し、量は1人前の値段が低い肩脚か、幅の広い半むき身(一覧の値段)で受ける形です。

予算を抑えて量を取るなら肩脚です。その代わり、殻をむく手間と殻のゴミは増えます。

私は昔、新潟の道の駅のカニの食べ放題で、手で取って自分でさばいて食べました。姿は、さばくひと手間まで味わいたい食卓に合う形だと思います。

ただ、殻の無い脚肉むき身だけでそろえると、真ん中に置く見栄えは出しにくくなります。

集まりの日は、真ん中に姿を1つ、量は半むき身か肩脚で取ると、見栄えと量の両方がそろいます。

子どもがいる食卓

取り分けた爪を、子どもが両手で持ってかじる。殻をむく大人の横で、もう次の爪を待っている食卓です。

子どもと一緒の日は、爪まで入った半むき身のパックが私の候補です。生ずわい半むき身の商品ページには、脚・爪・爪下・肩・小指の部位ごとの数が載っています。

ただ、かに本舗の公式の解説によると、爪は1杯から取れる数が少ない部位です。かに本舗の一覧には、爪だけを集めたむき身の品もあります。

爪がもっと欲しい日は、爪だけのむき身を足します。爪は、私がいつも子どもの皿に回している所です。

胴体まである姿は、小さな手でさばくには殻が多すぎると思います。

子どもと囲む日は、爪の入った半むき身にして、爪がもっと欲しければ爪のむき身を足します。

4つの場面の形は、かに本舗の紹介ページに、形ごとの節で並んでいます。私なら、鍋の日はズワイの生の半むき身を人数に合わせて頼み、殻をむきたくない人がいる日だけ、かにしゃぶ用の脚肉むき身を1箱足します。

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かに本舗の紹介ページで形ごとの品を見る(半むき身・脚肉むき身・肩脚・姿)

紹介ページでは、ハーフポーションは「半むき身」、ポーションは「脚肉むき身」、セクションは「肩脚」の名前で並んでいます。

「むき身ならすぐ食べられる」とは限りません

浅いバットに、霜のついた凍ったままのズワイの脚の身が並ぶ写真

殻の無い白い身を見ると、袋から出してすぐ皿に盛りたくなりますよね。けど、むき身にも食べ方の決まりがあります。

むき身は殻が無いだけで、加熱するか生で食べられるかは、商品名で分かれます。

なので私は、頼む前に「かにしゃぶ用」「刺身用」「ボイル」の文字を見ます。

紹介ページの生ずわい脚肉むき身には、「脚肉だけを集めた、面倒な殻剥きの必要がなく食べやすさ抜群のシリーズ」とあります。ただ、その印は「加熱調理用」で、生で食べられるのは「生食可」の印が付いた刺身用です。

でも、ボイルと付いた品は、かに本舗の一覧の案内でも調理が要らない品です。袋から出して解凍すれば、そのまま食卓に出せます。

次に見るのは、味噌が付くかどうかです。味噌も味わいながら殻は少なめに、という日は、甲羅みそが付いた半むき身やむき身の品を私は選びます。

かに本舗の一覧には、甲羅みそと組んだ半むき身やむき身の品が並んでいます。

〆の雑炊まで楽しむ鍋なら、殻のついた半むき身か肩脚がいいと思います。公式の解説にも、むき身は出汁へ旨味が出にくいので、〆の雑炊好きには「殻付きの方がおススメかも?」とあります。

私がカニ鍋をするときは、大きな鍋を2つ並べて、最後は雑炊かうどんで締めます。殻から出た出汁を吸ったご飯まで、鍋の日のうちです。

生で頼むか茹でた品で頼むかは、「カニは生とボイルのどっちを取り寄せるか|しゃぶ・鍋・刺身・そのまま 食べ方別の○×表」を読むと決めやすくなります。

頼む前に、商品名の「かにしゃぶ用」「刺身用」「ボイル」と、味噌が付くかどうかの2つを見れば足ります。

迷ったら脚の半むき身から選びます

殻をむきたくないなら脚肉むき身、見栄えと味噌なら姿、鍋で量を取るなら肩脚か半むき身。どれとも決めきれないなら、私は食べやすさと、殻から出る出汁の両方がある形を探します。

迷ったら、殻の上半分が切ってある半むき身から選んでみてください。かに本舗の公式の解説でも、半むき身は、カニ初心者からカニ好きまで勧められる形と書かれています。

私なら、まずズワイの一覧で半むき身の大きさを見比べます。

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かに本舗のズワイガニの一覧を見る(半むき身・かにしゃぶ用・刺身用・肩脚)

同じ脚肉むき身でも、生で食べられるのは商品名に「刺身用」とある品で、「かにしゃぶ用」は加熱して食べる品です。

肩脚や姿の殻をどう割るかは、「届いたカニの殻のむき方と胴体の食べ方|脚は関節で切って縦に切れ目 エラを外せば肩の身まで」に手順を書いています。

ただ、殻を割るところから楽しむ人にとって、むき身はあっさりしすぎると思います。手で割って身を引き出すところまで食卓のうちなら、肩脚か姿が合っています。

殻を割る手間を、自分の手で楽しむか、店に任せるか。それが見えたら、届く日の食卓まで思い浮かべられると思います。