タラバとズワイは取り寄せるならどっち|鍋・しゃぶ・焼きと人数で決める早見表

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生成りの布の上に、太いタラバガニの脚と細いズワイガニの脚が並び、奥に湯気の立つ土鍋がある夕方の食卓

タラバとズワイで迷ったら、鍋やカニしゃぶならズワイ、焼いて太い脚を頬張るならタラバです。どっちが美味しいかより、どう食べるかで決めると外れにくいと思います。

ただ、同じズワイでも、二人で食べるのか、大人数で囲むのかで、頼む形と量が変わります。値段も「タラバのほうが高い」とは限らず、ズワイは大きさで幅が広いんです。

鍋にするか、しゃぶにするか。何人で食べるか。その2つが決まれば、表の1マスで種類と形が決まります。

違いは「味」より脚の太さと味噌にあります

木の板の左にトゲの多い太いタラバの脚、右に細いズワイの脚が並ぶ写真

タラバとズワイのどっちが美味しいかは、人によって答えが分かれます。でも、決める材料なら、味より「身の形」と「味噌」だと私は思っています。

タラバは、名前にカニと付いていても、ヤドカリの仲間です。北海道の水産の研究機関の図鑑では、最後の1対の脚が甲の下に隠れると説明されています。

なので、外から見える歩く脚は、ズワイが4対、タラバが3対です。観光庁の解説にも、タラバはヤドカリとの関係がより深い種だとあります。

いっぽうのズワイは、肉が脚やはさみに多いカニです。北海道庁の紹介ページでは、ズワイの身は繊維が絹糸のように細く、甘みがあると言われます。

タラバガニは、はさみと歩く脚3対が見え、ズワイガニは、はさみと歩く脚4対が見えることと、味噌の違いをくらべた図

もう1つの大きな違いが、味噌です。料理の解説の記事には、タラバの味噌は食べられないので、発送元で抜いてから茹でることが多いとあります。

そしてズワイの姿には、かに本舗の紹介ページに「濃密なカニ味噌たっぷり」とあります。脚を食べ終えたあとに、甲羅が残っているかどうかが、2つのカニの食卓を分けます。

太い脚の身を頬張るならタラバ、脚の本数と味噌まで楽しむならズワイ、と分けて考えると決めやすくなります。

値段は「タラバのほうが高い」とは限りません

同じ予算でも、どっちを選ぶかで、鍋に入る脚の太さと本数が変わります。タラバのほうが高い、という印象を持つ人は多いと思います。

ですが、私が同じ店の生の半むき身で1人前あたりの値段を出すと、少し違って見えました。かに本舗の一覧の値段(税込・送料無料)を、紹介ページの「約○人前」で割った数字です。

1人前あたり、ズワイは約1,400〜3,300円、タラバは約2,300〜3,200円でした。

生の半むき身の1人前あたりの値段を、ズワイガニ約1,400〜3,300円、タラバガニ約2,300〜3,200円の横棒でくらべた図

たとえば小さめのズワイなら、1人前の値段はタラバのおよそ半分〜7割です。いっぽうで10L〜8Lの1kg超の大きいズワイは、1人前が約3,300円で、タラバと重なります。

「タラバのほうが高い」は、同じ大きさの帯でくらべたときの話だと思います。ズワイは、大きさで値段の幅が広いカニです。

かに本舗の一覧の品数も、ズワイのほうがずっと多いです。私が数えたとき、一覧ではズワイが104件、タラバが37件でした。

値段で決めるより、先に食べ方を決めて、その中で大きさを選ぶほうが予算に合わせやすいと思います。

食べ方と人数で決める表

土鍋で煮える殻を半分むいたズワイの脚の鍋と、網の上で焼き色のついたタラバの太い脚が並ぶ写真

週末の食卓を思い浮かべて、鍋を出すのか網を出すのか、何人が座るのかを決めてから見てください。この表は、その2つから種類と形を選ぶためのものです。

食べ方 \ 人数二人4人前後大人数(8人〜)
鍋ズワイ・生の半むき身 1kg超(約3人前)ズワイ・生の半むき身 2kg超(約7人前)ズワイ・生の半むき身 3kg超(約10人前)〜6kg超(約21人前)
しゃぶズワイ・かにしゃぶ用の脚肉むき身 約1kg×1箱(約3人前)同じ品×2箱(約6人前)同じ品×4箱(約12人前)
焼きタラバ・生の肩脚1肩 4L(約3人前)タラバ・生の肩脚1肩 8L(約4人前)タラバ・生の半むき身 2.8kg超(約9人前)〜3.6kg超(約12人前)
そのまま(茹でたまま)ズワイ・ボイルの姿1杯(約2人前)タラバ・ボイルの半むき身 1.4kg超(約4人前)タラバ・ボイルの姿 4kg以上(約8人前)
刺身ズワイ・刺身用の脚肉むき身 約1kg×1箱(約3人前)同じ品×2箱(約6人前)同じ品×4箱(約12人前)

行で食べ方、列で人数を選ぶと、種類と形が1マスで決まります。( )に入れた人数は、かに本舗の紹介ページで見た目安です。

表の( )より細かく、ひとりあたりのグラムまで知りたいときは、「カニ1kgはむき身で約3人前|4人で鍋なら何kg頼むかを人数と食べ方で出す」を見てください。

まずは表で、自分の食卓のマスを1つ決めてみてください。

場面ごとに私ならこう頼みます

表のマスを選んだ理由を、場面ごとに書きます。どれも「私ならこう頼む」という形です。

鍋がメインの日

湯気の立つ鍋から脚を引き上げると、むいてある側から白い身がするっと外れる。そんな食卓になります。

鍋にするなら、私はズワイの生の半むき身にします。大きさと量の選び方が多く、1人前の安い帯から選べるからです。

私の家では、大きめの鍋を2つ用意して、そこへカニをたくさん入れます。いざ食べ始めると、誰もしゃべらずに身を殻から出すことに夢中になるんです。

〆は雑炊だったり、うどんだったりします。カニの出汁が効いた雑炊まで食べて、鍋の日が終わります。

人が多い日は、鍋を2つに分けて、片方をズワイ、もう片方をタラバにする頼み方もあります。

ちなみに口コミには、鍋にしたら、火を入れ過ぎたのか、身が硬くなった、という声もあります。

ズワイの生の半むき身で4人前後のマスの品は、3L〜2Lが11,800円、7L〜5Lが15,800円です(税込・送料無料・かに本舗の一覧)。

鍋なら、私は大きさより量を取って、3L〜2Lのズワイの半むき身を選びます。

カニしゃぶをしたい日

だしに脚の身をくぐらせると、表面がさっと白く変わって、ふわっとほどける。カニしゃぶの日は、そんな食卓です。

私が何より好きなのが、カニしゃぶです。しゃぶもいいですが、刺身で食べたときも美味しかったです。

かに本舗の一覧の1ページめ20件で、しゃぶ用か刺身用の名前が付くのはズワイだけでした。ズワイは5件、タラバは0件です(私が1ページめを数えたとき)。

なので、タラバでしゃぶをする場合は、選べる品が少ないと思います。太い脚がよければ、ズワイの超特大10L〜7Lの18〜28本入りが、1箱12,600円です(税込・送料無料・かに本舗の一覧)。

脚の太さで本数がどう変わるかは、「カニしゃぶ用に取り寄せるならどのカニを何kg|二人なら1箱・4人なら2箱の早見表」に並べました。

カニしゃぶにするなら、私はズワイのかにしゃぶ用を、まず1箱から選びます。

焼いて食べたい日

網の上でタラバの殻がふつふつと音を立て、太い身を箸で持ち上げる。焼きガニの日は、そんな食卓になります。

焼くなら、太い脚のタラバが合うと思います。かに本舗の一覧では、タラバの生に、肩脚と、殻に切れ目の入った品があります。

私は焼くなら、茹でてあるボイルより生を選びます。ボイルは、解凍してそのまま食べる品だからです。

タラバの生の肩脚は、二人のマスの品が8,800円、4人前後のマスの品が14,800円です(税込・送料無料・かに本舗の一覧)。殻に切れ目の入った品は、1.2kg超で11,800円です(同じ一覧)。

焼くなら、殻に切れ目の入ったタラバか肩脚を選ぶと、網の上で割る手間が少なくて済むと思います。

子どもがいる・殻をむきたくない日

小さな手が爪をつまんで、そのまま身にかぶりつく。殻を割る音より、食べる音が続く食卓です。

私の場合、爪のように手で持って食べやすい所は、子どもの皿に先に取り分けます。胴体をほじるのは苦手なので、姿より脚と肩が中心の形を選びます。

殻をむく手間を減らすなら、半むき身が向いています。かに本舗の紹介ページにも、「半むき身なので調理いらずの食べやすさ」とあります。

ある品(ズワイの生の半むき身 1kg超のパック)の商品ページでは、1パックに爪が2〜5個入ると書かれています。

生ずわい半むき身1パック(約1kg)に入る脚・爪・爪下・肩・小指の数の目安

大きな殻を捨てるのも、私には手間に感じます。胴体まで味わう姿は、ほじる手間も多いので、子どもと囲む日には向きにくいと思います。

子どもと食べる日にどの形が楽かは、「カニのポーション・半むき身・肩脚・姿の違い|殻を誰がむくかで決める取り寄せの形」でも確かめられます。

子どもと囲む日は、爪の入った半むき身にしておくと、殻を割る手間より食べる時間が長くなります。

見栄えで選びたい日

テーブルの真ん中に、赤い殻の大きなカニがどんと置かれる。箸をのばす前に、まず声が上がる食卓です。

大人数で見栄えを出すならタラバの姿、二人ならズワイの姿1杯がちょうどいいと思います。観光庁の解説では、タラバの脚はほぼ1mに達する場合もあるそうです。

大人数のマスのタラバの姿は39,800円です(税込・送料無料・かに本舗の一覧)。二人のマスのズワイの姿は8,800円です(税込・送料無料・かに本舗の紹介ページ)。

姿は見栄えがいいですけど、食べやすさを先に考える日だと、さばく手間が多いと思います。

届いた姿の味噌の食べ方は、「届いたカニ味噌の食べ方と甲羅焼き|ボイルならそのまま 焼くならトースターで6〜10分」にまとめています。

大人数の集まりならタラバの姿、二人の特別な日ならズワイの姿1杯が、テーブルの真ん中に合います。

毛ガニ・紅ズワイ・アブラガニが気になったとき

木の板の上に、ボイルした毛ガニの姿1杯と紅ズワイの姿1杯が並ぶ写真

タラバとズワイのほかにも、通販でよく名前を見るカニが3つあります。それぞれ、短くまとめます。

甲羅に箸を入れて、味噌をすくって身にからめる。その食べ方が目当てなら、毛ガニが候補です。

毛ガニを集めたかに本舗の一覧にも、「かにみそを味わうならやっぱり毛ガニ」と書かれています。

紅ズワイも、通販で名前をよく見るカニです。紹介ページでは、境港の浜茹での姿1杯(700g超)が4,980円でした(税込・送料無料の表記は無い品)。

紅ズワイとトゲズワイがどんな品かは、「紅ズワイとトゲズワイはなぜ安いのか|取り寄せる前に知っておく理由と 安いのでいい日の表」に分けて載せました。

アブラガニは、タラバとよく似た姿ですが、別のカニです。図鑑では、甲の中ほどの棘の数で見分けます(タラバは6本、アブラガニは4本)。

私は、商品名に「タラバ」とあるかを見てから頼みます。

味噌が目当てなら毛ガニ、予算を抑えるなら紅ズワイ、タラバを選ぶなら商品名の「タラバ」を確かめる。この3つを覚えておけば十分です。

迷ったら食べ方を1つ決めてから頼みます

鍋・しゃぶ・刺身ならズワイ、焼きと見栄えならタラバ。食べ方を1つ決めてから、表の自分のマスの品を一覧で探します。

商品名を見るときは、生かボイルかも私は確かめます。鍋・しゃぶ・焼きは生、茹でたまま食べるならボイルを選びます。

商品名の「生」「刺身用・刺身可」「ボイル」が、それぞれどう食べるものかを示した図

鍋・しゃぶ・刺身ならズワイの一覧、焼きと見栄えならタラバの一覧に、表のマスの品が並んでいます。私なら、ズワイの生の半むき身を鍋に、かにしゃぶ用を1箱足して、〆は雑炊にします。

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かに本舗のズワイガニの一覧を見る(生の半むき身・かにしゃぶ用・刺身用) かに本舗のタラバガニの一覧を見る(肩脚・殻切れ目カット・姿)

商品名の「生」は加熱して食べる品、「刺身用」は生で食べられる品、「ボイル」は茹でてあり解凍して食べる品です(公式の表示)。

解凍のしかたや火の通し方の差は、「カニは生とボイルのどっちを取り寄せるか|しゃぶ・鍋・刺身・そのまま 食べ方別の○×表」に詳しく載せました。

カニ味噌を楽しみにしているなら、タラバは合わないと思います。味噌が目当てなら、ズワイの姿か毛ガニのほうが向いています。

形ごとの人数の目安を一度に見たいときは、かに本舗の紹介ページに、品ごとに約○人前の表示があります。

タラバかズワイかは、鍋の湯気の前で何をしたいかで決まります。