冷凍カニの賞味期限と解凍後は何日もつか|凍ったままは店の表示まで 解凍したら再冷凍しない

開いた冷凍庫の引き出しに、薄く霜の付いた無地の発泡の箱と袋に入った凍ったズワイの脚があり、手前の調理台にラップをかけた浅い器のカニの身が置かれている

冷凍カニを凍ったまま置くなら、店の表示の期限までと私は決めています。解凍したらその日のうちに食べきって、冷凍庫には戻しません。かに本舗の商品ページでは、私が読んだ11品の賞味期限の欄が、生(茹でずに凍らせた物)もボイル(茹でてから凍らせた物)も「ご家庭の冷凍庫では1~2ヶ月以内」で始まっていました。

解凍したあと冷蔵庫で何日もつかは、私が読んだ国と店の案内には、数字が見当たりませんでした。国の食中毒予防の案内は「一度解凍してしまった食品はなるべく早く使い切りましょう」と書いています。

年に1回のカニを、届いた日から指折り数えて待つ時間も楽しいですよね。手にしているのが凍ったままの箱か、解凍した脚か、鍋に残った身かで、置く所と期限の答えが変わります。

凍ったままの冷凍カニは店の表示の期限まで

冷凍庫の引き出しに、ラップで包んだ冷凍のカニの脚が重ねて入っている写真

冷凍庫の扉を開けたまま、カニの箱の表示を探す人も多いと思います。そんな台所で迷わないように、いまの状態ごとの置く所を1枚の表にまとめました。

いまの状態冷凍庫冷蔵庫常温いつまで出どころ
凍ったままの箱届いたらすぐ入れる店の表示に従う置かない店の表示の期限まで(店の表示の表を見る)かに本舗の商品ページ
袋を開けた凍ったままの残りラップで包み保存袋などに入れて戻す(ある店の冷凍ボイルの案内)―置かない期限に関係なく早めにほかのカニの店の冷凍ボイルの案内・国の案内
解凍したボイル戻さない食べる分だけ。日数の案内は見当たらない放置しないなるべく早く使い切る国の食中毒予防の案内・カニ通販.com
解凍した生ずわい(かに本舗の解説)戻さない置かない。残ったら火を通す放置しない食べる直前に解凍かに本舗の生ずわいの解説・生ずわいの商品ページ
鍋で残った身店の表示に従う浅い容器に小分けして入れる長時間置かない国の案内に日数は無い。温め直しは十分に加熱国の食中毒予防の案内

いま手に持っているカニの行を横に読むと、置く所といつまでかが1行で分かります。

凍ったままの箱は、届いたらすぐ冷凍庫へ入れて、期限は手元の品の表示で見ます。かに本舗の535 かにしゃぶ用生ずわい脚肉むき身と673 生たらばがに肩脚の商品ページにも、「到着後すぐに冷凍庫で保存」とあります。

年末に届いて正月に食べるなら、かに本舗の表示の品は1〜2か月に収まります。私なら慌てずに、そのまま冷凍庫へしまいます。

届いてから食べるまでの置き場所として、凍ったままの箱は冷凍庫で店の表示の期限まで、鍋で残った身は冷蔵庫で浅い容器に小分け、一度解凍したカニは冷凍庫に戻さない、の3つを並べた図

店の表示を並べると2週間から2か月

かに本舗の11品と、ほかの店の保存の案内を1枚に並べました。

店(品)家庭の冷凍庫での目安(店の表示の原文)解凍したあとの案内
かに本舗 生の4品(403 生ずわい半むき身・538 刺身用生ずわい脚肉むき身・535 かにしゃぶ用生ずわい脚肉むき身・673 生たらばがに肩脚)「ご家庭の冷凍庫では1~2ヶ月以内を目安に」日数の欄は無い
かに本舗 ボイルの7品(734 ボイルたらばがに肩脚・524 ボイルずわい肩脚・738/564 ボイルずわい半むき身・744 ボイルずわい爪下・793 ボイルずわい姿・769 毛がに姿)「ご家庭の冷凍庫では1~2ヶ月以内」(744 と 793 は「以内に」、ほかは「以内を目安に」)日数の欄は無い
ほかのカニの通販の店(冷凍ボイルガニ)「1か月以内」「一度解凍したカニは再冷凍はしないでください」
ほかのカニの通販の店(冷凍カニ)「2週間~4週間」(ズワイガニ約4週間・紅ズワイガニ約2週間)―
ほかのカニの通販の店(冷凍カニ)冷凍庫で何日かの数字は無い食べる半日から1日前に冷蔵庫で解凍
カニ通販.com私が読んだ商品の説明とよくある質問には見当たらない「食べる分だけ解凍しましょう」

(各店の公式ページの表示を見比べた。品と店の範囲の目安で、ほかの品には広げない)

かに本舗の11品は、生でもボイルでも、脚でも姿(甲羅つきの丸ごと1杯)でも、同じ書き方でした。

店を並べると、短い所で2週間、長い所で2か月と幅があります。だから手元の箱の期限は、買った店の表示で確かめたいところです。

そして、かに本舗の解説も、届いてから2ヶ月以内がおいしいと書いています。

表示の期限を過ぎた箱を見つけたら

冷凍庫の奥から、表示の期限を過ぎた箱が出てくることもありますよね。農林水産省の説明では、賞味期限は「おいしく食べられる期限」のことです。

同じ説明には、「この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません」ともあります。

ただ、この説明は、カニに限った話ではありません。カニについての答えは、私が読んだ案内に見当たらないんです。

表示の期限を過ぎた箱を見つけたら、私なら食べる前に買った店の案内を見て、迷えば店に聞きます。

臭いや身の色に引っかかる箱は、「届いたカニが黒い 臭い 水っぽいときに確かめること|色より先に臭いを見る」のほうで確かめられます。

解凍したカニは何日もつかより食べる分だけ解凍する

解凍したカニは、私は日数を数えず、その日のうちに食べきる分だけを冷凍庫から出します。何日もつかを数えるより、そのほうが確かだと思えるんです。

冷凍で届く品を解凍したあとの冷蔵の日数は、私が読んだ国2つと店5つの案内で0でした。冷蔵で届くボイルの日数を書いた店はありますが、冷凍で届く品とは別の話です。

かわりに国の食中毒予防の案内は、「冷凍された食品は、使う分だけを解凍し、解凍したらすぐに調理しましょう」としています。これはカニに限らず、冷凍の食べもの全体に向けた案内です。

カニ通販.com の解凍の解説にも、「食べる分だけ解凍しましょう」とあります。

今夜の鍋の分の袋だけが冷凍庫から出て、残りの袋はそのまま奥へ戻っていく。流しの前で迷う時間がなくなります。

冷凍庫から出した脚の戻し方は、「冷凍カニの解凍方法と時間|ボイルは冷蔵庫で 生は食べる直前に流水 急ぐ日の手順も先に」を開いてみてください。

解凍の日数を数える前に、冷凍庫から出す量を決めておく。

一度解凍したカニは再冷凍しない

では、もう解凍してしまった分はどうするか。一度解凍したカニは、私ならもう冷凍庫へは入れません。

農林水産省の食中毒予防の案内には、「解凍したけど使わなかったからまた冷凍しておけば大丈夫…ではありません」とあります。使わなかった分を、つい冷凍庫へ戻したくなる場面に向けた言葉ですよね。

凍らせては戻すくり返しについて、厚生労働省の案内は「冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖したりする場合もあります」と書いています。

カニの店の案内も、同じ向きです。カニ通販.com の解説は、再冷凍を「品質が大幅に低下する」としています。

ほかのカニの店の案内にも、「一度解凍したカニは再冷凍はしないでください」とあります。

再冷凍をしない理由として、国の案内の冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖したりする場合もある、カニ通販.com の品質が大幅に低下する、ほかのカニの店の一度解凍したカニは再冷凍はしないで、の3つを並べた図

国の案内も、カニの店の案内も、一度解凍したものは冷凍庫へ戻さない側で書かれています。

解凍の済んだ脚が、バットの上から湯気の立つ鍋へ移っていく。冷凍庫の扉はもう開けずに、今夜の食卓で食べきる流れです。

鍋で残ったカニの身は小分けして冷蔵庫へ

ふたつきのガラスの器に、小分けにしたカニのほぐし身が入った写真

私の鍋は、具を少し残したまま〆の雑炊かうどんに進んで、最後まで空にします。それでも、食べきれなさそうな日はあると思います。

湯気の向こうで鍋の底が見えてきたころ、私は最後の脚を雑炊のために残しておきます。ふたを開けたまま、ご飯を入れる合図を待つ食卓です。

食べきれなさそうな日は、私なら鍋に入れる前に、残す分を別の器に取り分けておきます。農林水産省の案内の「全部食べられないと思ったら、箸を付ける前に別の容器や食器に取り分けて、フタやラップをしてから冷蔵庫に入れましょう」を、私の段取りにした形です。

鍋から上げた残りのしまい方は、厚生労働省の案内にあります。「残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存しましょう」と、器の形まで書かれています。

温め直す日は、同じ案内の「めやすは75℃以上です」まで、しっかり火を通したいところです。

でも、かに本舗の生ずわいの解説は、残りの扱いが違います。その解説には、「残ったから冷蔵庫で保存もやめてください」とあります。

同じ解説は、「食べきれなかった分も火を通してください」と続けています。かに本舗の生ずわいが余りそうなら、私は冷蔵庫に入れる前に火を通す側にします。

残った身を冷蔵庫で何日置けるかは、国の案内には出てきません。残りそうな分は箸を付ける前に取り分けて冷蔵庫へ、温め直すときは十分に火を通す。これが国の案内に書かれている順番です。

冷凍カニの保存でつまずきやすい所

薄い氷の膜に包まれてつやのある冷凍のボイルのズワイの脚を寄って写した写真

冷凍カニの保存で引っかかりやすいのは、品の違いと冷凍庫での置き方です。

私の食卓には、冷凍のカニも、生のカニも並んできました。かに本舗の11品の期限の表示を並べると、生かボイルか、姿か脚かで差はありませんでした。

ただ、ズワイと紅ズワイで日数を分けて書く店もあります。その店の品の範囲の数字なので、ほかの店の箱には広げられません。

生とボイルの頼み分けは、「カニは生とボイルのどっちを取り寄せるか|しゃぶ・鍋・刺身・そのまま 食べ方別の○×表」にまとめています。

そして姿の品には解凍に日がかかる物もあるので、届いたその日に「冷凍カニの解凍方法と時間|ボイルは冷蔵庫で 生は食べる直前に流水 急ぐ日の手順も先に」へ目を通しておくと落ち着けます。

冷凍庫に置いているあいだのつまずきは、温度です。かに本舗の解説は、「ドアの開け閉め」で庫内の温度が一気に上がる、と書いています。

同じ解説には、霜取りの機能が庫内の温度を上げているタイミングもある、とあります。毎日開ける家の冷凍庫ならではの話ですよね。

厚生労働省の案内では、冷凍庫は「-15℃以下に維持することがめやすです」とされています。詰めすぎにも触れていて、「めやすは、冷蔵庫や冷凍庫の7割程度です」という書き方です。

家庭の冷蔵庫と冷凍庫のめやすとして、冷蔵庫10℃以下、冷凍庫-15℃以下、詰めるのは7割程度まで、温め直しは75℃以上を、冷蔵庫の絵の横に示した図

年末は、冷凍庫を開ける回数が増えます。だから私なら、表示の長い端の2か月までは待たず、早めの日を食べる日にします。

袋を開けた残りも同じです。農林水産省の説明は、「一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう」としています。

表示の期限は、凍ったままの話です。開け閉めの多い冷凍庫の箱や袋を開けた残りは、表示より早めの日を食べる日にします。

次に頼むなら食べる日と食べきれる量から選ぶ

保存で迷いやすいのは、届いた量が1回の鍋より多いときと、食べる日が決まらないうちに届いたときの2つです。次に頼むなら、私は食べる日から数えて届け日を決め、1回の鍋で食べきれる量にします。

私の場合、カニをたっぷり沈めた大きな鍋が2つ、食卓に並ぶ日があります。そんな日は、朝に冷凍庫から出す分まで、届いた日のうちに決めておきます。

届け日を食べる日から逆に数えたいときは、「通販のカニは年末に間に合うか|取り寄せる前に確かめる届け日と不在と冷凍庫の高さ」が手がかりになります。

冷凍庫に空きが少なく、届いた箱を何週間も置けない人もいますよね。そんな人には、大きな箱を1つ頼むより、食べる日に合わせた小さな箱のほうが合っていると思います。

保存の期限を気にしていた箱も、解凍する日と鍋に入れる量が決まると、最後の雑炊の一杯までの段取りに変わります。

残りを出さない量を人数から割り出すなら、「カニ1kgはむき身で約3人前|4人で鍋なら何kg頼むかを人数と食べ方で出す」に計算のしかたがあります。